ホワイトボーダー
こんにちは。
ぐっと寒いですね。
わたしはホワイトボードを描くことが苦ではありません。
苦ではないので、いくらでも描けます。
当事者研究でホワイトボードを担当させてもらう機会がありますが
役立てられるなら活かしたいと思っています。
「ホワイトボード」を担当する人→「ホワイトボーダー」
と、造語を作って周りに伝えています。
その際、「ボーダー」が「境界」という意味もあることを友だちが気付いてくれました。
①「境界性パーソナリティー障害」という診断名がありますが
「境界性パーソナリティー障害」のことを「ボーダー」という言い方をすることがあります。
わたしにはその要素があることを友だちはわかっていますし
自分でも受け入れることはできます。
②「全員経営」という書籍のなかで
「イネーブラー」という用語を知りました。
これも「境界」に関係ある言葉です。
「全員経営 自律分散イノベーション企業成功の本質」
131ページ より引用
「相手の持つ潜在的能力を引き出し、知識創造の活性化を加速する役割をわれわれは『ナレッジ・イネーブラー(knowledge enabler)』と呼びます。イネーブラーとは、『実現可能にする』といった意味合いです。」
「セブン&アイの担当者がイネーブラーの役割を果たせるのは、セブン&アイが小売業という、顧客との境界にいるマージナルな存在であるからです。」
107ページより引用
「‥‥(略)顧客をはじめ、多様なパートナーとの境界にいる人間のことを『マージナルマン』といいます。マージナルとは『境界にある』といった意味合いです。」
引用が長くなりましたが、伝えたかったことは
「ホワイトボード」が、例えば「個人」や「他者」や「過去」や「場所」や
「一見、関係ないと思えていたものとを越境して見えてくるもの」になるなら、いいな
と思います。
「ホワイトボード」、その上にくりひろげられる出来事のひとつひとつ
それを見るひとりひとりの人のなかに
見たことがあるようで、それでいてまったく新鮮な
「場」があらわれたら
これも「ひとりひとりともに」のようだ
と思います。
ご覧いただきありがとうございます。
いつか、お会いしましょう。